素材:瓦礫+ミョウバンの結晶
サイズ:H60mm W110mm D70mm
発表年:2020年個展「有機的な個体」
セメント片やアスファルト片などの瓦礫にミョウバンの結晶を付着させたオブジェ。
2020年個展「有機的な個体」のキーアイテム。
ジャガイモとリンゴの間ぐらいのサイズ感。
手に持つと気持ちの良い重さを感じます。
有機的な個体は「もしも本当の意味で生きている建築/街があったとしたら、それはどのような姿をしているのだろう?」という疑問からスタートしました。その疑問は「セメント菌」や「栄養としての人間との共生」といった設定を生み、それらの設定をもとに短いSF小説を書き、さらにその小説を元にしたセルフ2次創作のような形で個展作品を作りました。
瓦礫の結晶は、そのSF小説に出てくる「セメントを合成して巨大な建築(子実体)を構築する菌類が飛ばした胞子が結晶化したもの」という設定の元で作りました。
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2020年の個展では、人工物/自然物、生命/物質といった、相反しているように見えて実は曖昧模糊としたそれらの境界線を自分なりのやり方で探ろうとしました。
本アイテムはそれを最も体現してくれたと思います。
なお、瓦礫の結晶およびセメントの結晶のオンライン販売は当ショップ限定となります。
お支払い完了確認後、1~6営業日以内(土・日・祝を除く)に発送致します。
佐川急便宅配便でのお届けとなります。
<注意点>
ミョウバンの結晶は水気に、特にお湯に弱いです。
水気の多い場所や高温多湿な環境下は可能な範囲でお避け下さい。
また、ミョウバンの結晶は土台の瓦礫に軽く付着しているだけですので衝撃によって取れてしまう可能性があります。
出来る限り慎重に行いますが、梱包/輸送時に箱の中でごく少量の結晶が取れてしまうのは避けられません。
予めご了承ください。
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イラスト協力:片岡人生・近藤一馬
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